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ファッション・古着用語『単色タグ』とは?
単色タグとは、古着の襟タグが1色のみでデザインされていることを意味します。古着の襟タグには、その古着を販売していた店のロゴやブランド名、サイズ、素材などの情報が記載されています。単色タグは、襟タグのデザインがシンプルで、他のタグと比べて目立たないのが特徴です。古着を購入した後に、襟タグを切って着用する人もいるため、古着の襟タグのデザインはあまり重要視されません。そのため、単色タグの古着は、他の古着よりも安く販売されていることが多いです。 -
古着用語『大戦モデル』とは? その特徴と魅力
大戦モデルとは、第二次世界大戦中にアメリカ軍が使用していた軍用時計のことです。その特徴は、高い耐久性と機能性を兼ね備えていることです。ケースはステンレススチール製で、風防はアクリルガラス製であることが多く、防水性も備えています。また、夜間でも視認性を確保するために、蓄光塗料が塗布された針やインデックスが採用されています。大戦モデルは、過酷な戦場で使用されることを想定して製造されているため、非常に丈夫で、長期間にわたって使用することができます。 -
縦落ちデニムの魅力を徹底解説
縦落ちデニムとは? 縦落ちデニムとは、デニムの縦糸に染めを施したデニムのことです。経糸(たていと)に使われる綿糸をロープ染色でインディゴ染めすることから、デニムの経糸が縦に落ちるように色落ちする様を「縦落ち」と呼んでいます。経糸は、デニムの表面に露出する糸なので、縦落ちデニムは、表面の色落ちが特徴的です。経糸は強度のある糸で、織り上げると縦方向に強く、耐久性に優れています。一方、緯糸(よこいと)は細い糸で、織り上げると横方向に強く、柔らかさがあります。 縦落ちデニムは、生地の表面が経糸で覆われているため、経糸の色落ちが顕著に現れます。デニムの縦落ち具合は、デニムの生産方法や生地の加工方法によって異なります。一般的に、ヴィンテージデニムと呼ばれる古いデニムは、縦落ちが強く、経糸の色落ちが顕著です。これは、ヴィンテージデニムがロープ染色で染められ、生地に加工が施されていないためです。 また、生地の加工方法によって、縦落ちの具合は異なります。デニム生地には、加工の種類によって「生デニム」「ワンウォッシュデニム」「バイオウォッシュデニム」「ブリーチデニム」などがあります。生デニムは、生地に加工が施されていないデニムのことです。ワンウォッシュデニムは、生地を1回だけ洗濯したデニムのことです。バイオウォッシュデニムは、酵素を使ってデニムの生地を加工したデニムのことです。ブリーチデニムは、漂白剤を使ってデニムの生地を加工したデニムのことです。 -
古着の用語『ダンガリー』とは?デニムとの違いは?
ダンガリーとは、厚手の綿布の一種です。縦糸に青糸、横糸に白糸を使った綾織りの布です。もともとはフランス語で「dungaree」と言われていましたが、英語では「dungarees」と言うこともあります。 ダンガリーは19世紀に労働者階級の間で人気のある生地となり、ワークウェアやオーバーオールの材料としてよく使われるようになりました。20世紀に入ると、ダンガリーはファッションにも取り入れられるようになり、ジーンズやシャツなどのアイテムが作られるようになりました。 ダンガリーは、デニムよりも軽量で柔らかい生地です。デニムは、縦糸にインディゴ染めした糸、横糸に白糸を使った綾織りの布です。デニムは、ダンガリーよりも耐久性が高いため、ワークウェアやジーンズなどのアイテムによく使われます。 -
古着用語『ダブルフェイス』を徹底解説!
ダブルフェイスとは、ある生地を2枚貼り合わせて、1枚の生地のように仕上げたものを言います。内外で異なる素材や色を使ったり、起毛側と平滑側を交互に配置したりすることで、さまざまな表情を楽しむことができます。 ダブルフェイスの特徴と魅力は、まず、生地の間に空気が入ることで保温性が高いことです。また、2枚の生地を貼り合わせることで、生地が厚くなり、耐久性にも優れています。さらに、表裏で異なる素材や色を使うことで、リバーシブルとして使用したり、さまざまなコーディネートを楽しむことができます。 -
古着用語『ダブルネーム』とは?
ダブルネームとは、二つのブランドが協力して作成した衣料品のことです。古くから存在する概念ですが、近年では再び注目を集めています。ダブルネームのアイテムは、両方のブランドの特徴を兼ね備えていることが多く、個性的なアイテムを求める人たちに人気があります。 新しいブランドやデザイナーと協力して、新しい顧客層にリーチすることを望む老舗ブランドにとっては、ダブルネームはマーケティング戦略としても効果的です。また、ダブルネームは、両方のブランドのファンにとって、新しいお気に入りのアイテムを見つける機会にもなります。 -
古着用語『ダブルニー』とは?
古着用語『ダブルニー』とは? ダブルニーとは何か ダブルニーとは、古着業界において、膝の部分に二重の生地が使用されているジーンズのことをいいます。膝の部分が擦り切れてしまうのを防ぐために、この生地の二重構造が採用されるようになりました。第二次世界大戦後に米軍が工場で働く人たちに支給していた軍パンが起源とされています。ダブルニーは、独特のワークテイストや耐久性から、古着市場で人気を博しています。 -
古着用語集:ダブルステッチとトリプルステッチ
ダブルステッチとは、生地の厚みと耐久性を向上させるために、2本の針を使用して行われる縫合方法です。生地の端を2本の糸で同時に縫い合わせることにより、縫い目がより丈夫になり、ほつれにくくなります。ダブルステッチは、ジーンズ、作業服、アウトドア用品など、耐久性が求められるアイテムに使用されることが多いです。 ダブルステッチは、トリプルステッチよりも目立ちにくいという特徴もあります。トリプルステッチは、3本の針を使用して縫うため、縫い目がより太く、目立ちやすくなります。そのため、ダブルステッチは、デザイン性を重視したいアイテムに使用されることが多いです。 ダブルステッチは、生地の耐久性とデザイン性を向上させることができる縫合方法です。耐久性とデザイン性を重視したいアイテムに使用されることが多いです。 -
古着の用語からみる、ダブルエックスの魅力
ダブルエックスとは、主に1950~1980年代に、米国軍や労働者が着用していたワークウェアやミリタリーアイテムのことです。これらのアイテムは、大量生産された量産品でありながら、丈夫で機能性に優れているため、古着市場で人気があります。ダブルエックスの定番アイテムとしては、デニムジャケット、チノパン、ミリタリージャケット、ワークブーツなどが挙げられます。 ダブルエックスは、アメリカの労働者階級のファッションとして生まれたため、他の古着とは一味違った魅力があります。それは、無骨さと機能美を併せ持ったデザインです。ダブルエックスのアイテムは、大量生産された量産品でありながら、細部までこだわった作りになっています。そのため、着るほどに味が出てきて、愛着が湧いてくるアイテムが多いです。 ダブルエックスは、古着初心者の方にもおすすめです。なぜなら、ダブルエックスのアイテムは、比較的手頃な価格で購入できるからです。また、ダブルエックスのアイテムは、他の古着と合わせやすいので、コーディネートがしやすいという特徴もあります。ダブルエックスは、古着ならではの無骨さと機能美を兼ね備えたアイテムです。 -
ダッフルコートの魅力
ダッフルコートとは? ダッフルコートとは、イギリス海軍の軍服を起源とするコートで、防寒性に優れているのが特徴です。ダッフルコートの特徴は、前身頃にトグルと呼ばれる大きな留め具が付いていることです。トグルは、紐で引っ張って留めるようになっており、手袋をしたままでも簡単に着ることができます。また、ダッフルコートは、フードが付いていることが多く、雨や雪を防ぐことができます。ダッフルコートは、カジュアルなスタイルからフォーマルなスタイルまで、幅広いシーンに適しています。 -
おしゃれマストハブ!ダック生地の魅力と古着での活用法~歴史・特徴・用途を徹底解説~
ダック生地とは何か? ダック生地とは、厚手の平織り生地の一種です。通常、コットンで作られており、非常に丈夫で耐久性があります。ダック生地の名前は、この生地がもともと船の帆に使用されていたことに由来しています。今日では、ダック生地はさまざまな製品に使用されており、古着の世界でも人気があります。 -
ダウンとは?意外と知らないダウンの基礎知識
ダウンとは、水鳥の羽毛から採れる柔らかくふわふわとした産毛のことです。ダウンは、水鳥の腹部や胸元に生えており、水鳥の体を保温するために大切な役割を果たしています。ダウンは、非常に軽く、保温性に優れているという特徴があります。そのため、ダウンは、ダウンジャケットやダウンベスト、寝具などの素材として広く使用されています。 ダウンは、水鳥の種類によって、その品質が異なります。もっともダウンの品質が高いのは、ガチョウのダウンです。ガチョウのダウンは、他の水鳥のダウンよりも、より軽く、保温性に優れています。そのため、ダウンジャケットやダウンベストなどの高級品には、ガチョウのダウンが使用されることが多いです。 ダウンの品質は、ダウンのフィルパワーによって決まります。フィルパワーとは、ダウンの膨らみやすさを表したものです。フィルパワーが高いダウンほど、軽く、保温性に優れています。ダウンのフィルパワーは、500フィルパワー以上が良質なダウンとされています。 -
古着用語『ダーツ』とは?
ダーツとは、ダーツの矢とも呼ばれるもので、ダーツボードに投げ込まれる小さな矢のことである。ダーツは、金属製の先端とプラスチック製のシャフト、羽からなる。羽はダーツの飛行を安定させる働きがあり、その形状や材質によってダーツの飛び方が変わる。ダーツの重さは約20~25グラムで、長さは約15~20センチメートルである。ダーツは、スポーツとして楽しんだり、パブやバーでゲームとして遊んだりする。また、ダーツは、先端をマグネットにしてホワイトボードに刺してメモを残したり、掲示板にポスターを貼ったりするのにも使われる。 -
タンニンとは?革作りに欠かせないなめし剤
タンニンとは?革作りに欠かせないなめし剤 タンニンとは、植物に含まれるポリフェノールの総称です。 渋みがあり、収斂作用や抗菌作用を有する。皮革や木材などの鞣し剤として使用されるほか、ワインやビールの製造過程においても使用される。 タンニンの定義と特徴 タンニンは、植物の細胞壁に含まれる水溶性または不溶性のポリフェノールの総称です。 タンニンは渋みがあり、収斂作用や抗菌作用を有するため、古くから皮革や木材などの鞣し剤として使用されてきました。また、ワインやビールの製造過程においても、タンニンは重要な役割を果たしています。 タンニンの化学構造は複雑であり、さまざまな種類が存在します。タンニンの種類によって、渋みや収斂作用の強さが異なります。例えば、没食子酸タンニンやエラジタンニンは渋みが強く、アカシアタンニンやミモザタンニンは渋みが弱いです。 タンニンは、植物の根、幹、葉、果実などさまざまな部位に含まれています。特に、オークの木、ケブラチョの木、アカシアの木、ミモザの木などの樹皮には、大量のタンニンが含まれています。 -
タンク・トップって何?歴史や由来を解説!
タンク・トップとは、肩ひもが付いた袖なしのトップスのことです。もともとは下着として着用されていましたが、現在ではカジュアルウェアとしても広く親しまれています。タンク・トップは、19世紀後半にアメリカの女性たちが、暑い夏に涼しさを求めて、コルセットの下に着用する下着として生まれたと言われています。その後、スポーツ選手や労働者たちが、運動や作業時に着用するようになりました。そして、1950年代にハリウッド女優のマリリン・モンローが映画の中でタンク・トップを着たことで、一気に人気が高まりました。それ以来、タンク・トップは、夏の定番アイテムとして、多くの人々に愛されるようになりました。 -
タロン→ ジッパーの王様
タロンとは、世界で最も人気のあるジッパーのブランドの一つです。1917年にスイスで設立され、以来、高品質で革新的なジッパーを生産してきました。タロンのジッパーは、衣類、バッグ、財布など、さまざまな製品に使用されています。 タロンのジッパーは、その品質と耐久性で知られています。また、さまざまな色やスタイルから選ぶことができるため、どんな製品にもマッチします。タロンのジッパーは、世界中の多くのデザイナーやブランドに信頼されており、ジッパーの王様として知られています。 タロンのジッパーは、機能性とファッション性の両方を兼ね備えています。ジッパーは、衣服やバッグの開閉を容易にし、中身を安全に保管するのに役立ちます。また、ジッパーは、衣服やバッグのデザインのアクセントとしても使用することができます。タロンのジッパーは、シンプルでエレガントなデザインから、華やかで目を引くデザインまで、さまざまなスタイルから選ぶことができます。 タロンのジッパーは、世界中の多くの人々に愛されています。その品質、耐久性、そしてファッション性は、多くの人々に支持されています。タロンのジッパーは、これからも世界で最も人気のあるジッパーのブランドの一つであり続けるでしょう。 -
タロン42とは?歴史に残るジッパーの魅力
タロン42の歴史と誕生秘話 1913年に誕生したタロン42は、それまでのジッパーとは一線を画す画期的な発明品でした。 タロン42は、世界で初めて金属製の歯を採用したジッパーで、これまでの布製の歯のジッパーよりも耐久性と強度が大幅に向上しました。また、タロン42は、ジッパーの開閉をスムーズに行うためのスライダーの設計にも工夫が凝らされ、それまでのジッパーよりも使い勝手が向上しました。 タロン42の誕生には、ジッパーの発明者であるホイットカム・L・ジャドソンの情熱が込められています。ジャドソンは、1893年にジッパーの特許を取得しましたが、当時のジッパーは布製の歯を使用しており、耐久性に問題がありました。ジャドソンは、ジッパーをより耐久性のあるものにするために、金属製の歯を採用することを考え付きました。 タロン42の誕生は、ジッパーの歴史において大きな転換点となりました。 タロン42は、ジッパーの耐久性と強度を大幅に向上させたことで、それまでのジッパーの常識を覆し、ジッパーをより広く普及させることに貢献しました。現在では、タロン42は、衣類やバッグ、靴など、様々なアイテムに使用されており、私たちの生活の中でなくてはならない存在となっています。 -
古着の用語『タテ落ち』について
タテ落ちとは、古着業界で使用される用語の1つです。これは、古着の生地が経糸(たていと)の方向に沿って、縦に生地が垂れ下がるように落ちてしまっている状態を指します。タテ落ちが起きてしまうと、古着の見た目が悪くなってしまうため、価値が下がることがあります。 タテ落ちの原因としては、古着を洗濯する際に「横方向」に強く引っ張ってしまう間違った方法で洗濯してしまったこと、シワが十分に伸びていないまま直射日光の下で長時間干してしまうこと、長期間、つっぱり棒などでかけておくと、縦方向に伸びてしまうことなどが考えられます。 古着を購入する際は、タテ落ちの状態がないかどうかをチェックすることが大切です。特に、ヴィンテージアイテムやハイブランドの古着を購入する際には、慎重にチェックするようにしましょう。 タテ落ちを自分で防ぐためのコツとしては、以下の点があります。 ・古着は「横方向」に引っ張らずに洗う。 ・シワを伸ばした状態で干す。 ・長期間、つっぱり棒などでかけておかない。 ・古着を洗う際は、手洗いまたはネットに入れて洗濯機で洗う。 -
【完全解説】古着用語「タッセル」とは?―定義、歴史、活用法と選び方のポイント
タッセルとは、糸や紐を多数束ねた房状の装飾品のことです。房飾(ふさかざり)とも呼ばれ、カーテンや家具、衣服のアクセントとして用いられることが多いです。タッセルの形状はさまざまで、円錐形、球形、楕円形などがあります。また、房の数を多くしたり少なくしたりすることで、ボリューム感を変えることもできます。 タッセルは、もともとヨーロッパで生まれた装飾品で、紀元前1世紀にはすでに存在していたとされています。当時は、王侯貴族の衣装や、教会の装飾品として用いられていたようです。その後、タッセルは庶民の間にも広まり、カーテンや家具の装飾品として使われるようになりました。 日本にタッセルが伝わったのは、江戸時代後期のことです。明治時代以降、タッセルは洋装の装飾品として定着し、現在ではカーテンや家具の定番の装飾品となっています。 -
古着用語『タッセル』とは?
タッセルの種類 タッセルは、素材、形、サイズなど、さまざまな種類があります。素材は、シルク、コットン、ウール、ポリエステルなど、さまざまなものがあります。形状は、房状、円錐形、球形、円筒形などがあります。 サイズも、小さいものから大きいものまでさまざまです。 また、タッセルの房の数は、シングル、ダブル、トリプルなどがあります。シングルは、房が1つだけのものを指します。ダブルは、房が2つあるものを指します。トリプルは、房が3つあるものを指します。タッセルを装飾する際には、素材、形、サイズ、房の数など、さまざまな要素を考慮する必要があります。 -
古着の用語『タック』について
タックとは、服の縫い目にダーツを入れて、生地を寄せたデザインのことです。 ダーツを入れることで、生地に立体感や動きが出ます。タックは、袖や襟、ウエスト、ヒップなど、体のさまざまな部分に入れることができます。タックが入っていると、服にメリハリが出て、よりスタイリッシュに見えます。 タックは、さまざまな種類の服に使われています。シャツ、ブラウス、スカート、ワンピース、パンツなど、どんな服にもタックを入れることができます。タックの入れ方や位置によって、服の印象は大きく変わります。例えば、袖にタックを入れると、袖にボリュームが出て、華やかな印象になります。ウエストにタックを入れると、ウエストが細く見え、スタイルアップ効果があります。 タックは、手芸初心者でも簡単にできるデザインです。タックを入れるには、まず、生地を縫い目に沿って折り、アイロンで折り目をつけます。次に、折り目の位置にダーツを入れて、生地を寄せます。ダーツは、手で縫うこともミシンで縫うこともできます。 タックを入れることで、服を自分好みにアレンジすることもできます。 -
古着の用語『タタキタグ』とは?
なぜ『タタキタグ』と呼ばれるのか? 過去の歴史から紐解くと、古着屋さんが大量に入荷した服を叩いて埃を払うことから「タタキ」と呼ばれていました。その際に、商品情報が書かれたタグをたたき落としてしまったことから、そのタグのことを「タタキタグ」と呼ぶようになりました。販売するショップによっては、「買取タグ」や「プライスタグ」と呼称する場合もあるそうです。 -
【完全解説】タタキとは?ジーンズを叩いて柔らかくする古着デニムリペアの定番技法
タタキとはそもそも何か? タタキとは、生地を柔らかくするために生地をハンマーで叩く技術のことです。この技術は、江戸時代から伝わる伝統的な技法であり、現在でも多くの着物屋や呉服店で使用されています。タタキによって生地を柔らかくすることで、着心地が良くなり、また生地の風合いも良くなります。さらに、タタキは生地に立体感を与える効果もあります。そのため、タタキは古着の風合いを良くする技術として、現在でも多くの工房で使用されています。 -
タスマニアウールで織り上げる、一枚の逸品
タスマニア産メリノ種の希少性タスマニア産のメリノ種は、世界でも珍しい品種として知られています。その希少価値は、その少量の生産量にあります。世界的にも、タスマニアのメリノ種は年間わずか約1,000トンしか生産されておらず、世界全体のメリノウールの生産量のわずか1%にも満たないのです。この希少性が、タスマニア産メリノ種の価値を高めています。 タスマニア産のメリノ種は、その厳しい環境の中で飼育されているため、他の地域のメリノ種よりも毛質が丈夫で、耐久性があります。また、タスマニア島の澄んだ空気と水、豊かな自然の中で飼育されているため、毛質が柔らかく、光沢があるのが特徴です。このような特徴から、タスマニア産メリノ種のウールは、高級ブランドの服やアクセサリーに使用されています。
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