テンガロンハットとは?由来・歴史・魅力・コーデ|ウエスタンハットとの違いを解説!
古着初心者
先生、カウボーイハットって聞いたことありますか?
古着マニア
聞いたことがあるよ。
アメリカ西部でよく見る、つばの広い帽子だね。テンガロンハットとも呼ばれるよ。
古着初心者
テンガロンハット?初めて聞きました。
なぜそんな名前なんですか?
古着マニア
テンガロンハットの由来は、水を10ガロン(テンガロン)汲めるほど丈夫であることに由来していると言われているよ。
カウボーイたちが水汲みなどに使用していたからだね。
テンガロンハットとは
古着市場では「テンガロンハット」という言葉がよく使われます。これはカウボーイハットのことで、アメリカ西部特有の、つばの広い帽子です。名前の由来は、その丈夫さで「10ガロン(約38リットル)の水を汲めるほど」と表現されたことにあります。
テンガロンハットの起源・由来
テンガロンハットの歴史は、北米の西部開拓時代までさかのぼります。カウボーイたちが身に付けていた大きな帽子でした。
テンガロンハットは、カウボーイにとってなくてはならないものでした。日差しや雨から身を守り、牛を追うときには目印として使われていました。
さらに、頑丈な作りで、耐久性があり、長持ちしました。
また、カウボーイのファッションとしても、多くの人々に親しまれていました。テンガロンハットは、19世紀後半にアメリカで広まり、その後、世界中に広がっていきました。
現在では、カウボーイだけでなく、一般の人々にも人気があり、ファッションアイテムとして広く使われています。
テンガロンハットの特徴
テンガロンハットは、その独特な外観が特徴的です。
まず、クラウン(帽子の頭部)は丸みを帯びた形状で、両側にわずかにくぼみがあります。
つばは幅広でフラットで、360度ぐるりと一周しています。
通常、つばの長さは約10センチで、太陽や雨から顔を保護するのに十分な大きさです。
また、テンガロンハットは丈夫なフェルトや革などの素材で作られており、形が崩れにくく耐久性に優れています。
テンガロンハットの素材
テンガロンハットは通常、耐久性と耐水性に優れた素材で作られています。
最も一般的な素材はフェルトで、羊毛またはウサギの毛が圧縮されて作られています。
フェルトのテンガロンハットは通気性に優れ、雨や風の進入を防ぎます。ストローもまた、テンガロンハットによく使われる素材です。
麦わらやライ麦から編まれ、通気性と軽量性が特徴です。夏の暑さから頭を涼しく守ります。
他にも革、デニム、キャンバスなどの素材が使われることがあります。
革製のテンガロンハットは耐久性とスタイリッシュさを兼ね備えています。
デニムのテンガロンハットはカジュアルで耐久性があります。
キャンバスのテンガロンハットは軽量で通気性に優れています。
テンガロンハットの種類|ウエスタンハットとの違い
テンガロンハットは、その幅の広さと、頭をすっぽりと覆う王冠部分に特徴があります。
素材としては、柔らかなフェルトかストローが一般的で、さまざまな形や色があります。
カウボーイハット
テンガロンハットの一種で、広いつばと低い王冠が特徴です。西部劇でおなじみのスタイルで、現在でも農作業や乗馬愛好家に愛用されています。
ウエスタンハット
カウボーイハットよりやや小さく、つばが短めです。よりフォーマルな場で着用されることが多く、装飾が施されている場合もあります。
チャップスハット
つばが広く、王冠が高めのテンガロンハットです。
チャップスと呼ばれる皮製のズボンと一緒に着用されることが多く、ロデオや乗馬競技で人気があります。
テンガロンハットをスタイリッシュに被る
テンガロンハットは、スタイルやパーソナリティを表現する素晴らしいアクセサリーです。
この象徴的な帽子をスタイリッシュに被るには、いくつかのヒントがあります。
まず、顔の形に合ったツバの幅を選びましょう。
顔の幅が広い場合は幅広のツバが、顔の幅が狭い場合は幅狭のツバが似合います。
次に、服に合った色の帽子を選びましょう。
ベーシックカラー(黒、白、グレー)は万能ですが、ファッションのアクセントとして、柄や明るい色の帽子を選ぶこともできます。
最後に、自信を持って被りましょう。テンガロンハットは、どんな服装にも自信とスタイルを加えてくれます。