ポロシャツとは?
古着初心者
ポロシャツの由来を教えてください。
古着マニア
ポロシャツの由来は、ポロ競技の選手が着ていたことにあります。
古着初心者
ポロセーターとの違いは何ですか?
古着マニア
ポロセーターは、ポロシャツと同じデザインを横編みで作成したものです。
ポロシャツとは。
襟付きのプルオーバーシャツである「ポロシャツ」は、コットン素材のカットソーで、カジュアルシャツの代表格です。2~3個のボタンで襟を留めており、半袖と長袖のタイプがあります。元々はポロ競技の選手が着用していたものです。同じデザインでも横編みのものは「ポロセーター」と呼ばれます。
ポロシャツの歴史
ポロシャツとは?
ポロシャツの歴史
ポロシャツは、1920年代にフランスのテニス選手であるルネ・ラコステが考案したスポーツウェアです。ラコステ氏は、テニスでのパフォーマンスを向上させるために、従来のシャツよりも軽量で通気性の良いシャツを開発しました。このシャツは「ポロシャツ」と呼ばれ、その快適さとスタイルの良さから、すぐにテニスの試合やその他のスポーツで人気のアイテムとなりました。
1930年代には、ポロシャツはファッションアイテムとして人気を博するようになりました。ラコステ氏は、ポロシャツにワニのロゴをデザインし、それが一躍ステータスシンボルとなりました。その後、多くのファッションブランドがポロシャツを販売するようになり、現在ではカジュアルウェアの定番アイテムとなっています。
ポロシャツは、襟付きで胸元にボタンが付いているのが特徴です。生地は通常、コットンまたはポリエステルで、通気性と吸湿性に優れています。ポロシャツは、単色でシンプルなデザインのものが多く、冠婚葬祭などフォーマルな場面にも適しています。また、ポロシャツはポロ競技のユニフォームとしても使用されています。
ポロシャツの生地
ポロシャツの生地
ポロシャツは、もともとポロ競技用に作られたシャツであるため、汗をかいてもサラリと着られるような生地を使用しています。ポリエステルや綿、そしてその混紡素材が一般的です。ポリエステルは、吸水性や速乾性に優れているため、汗をかいてもべたつきにくく、シワになりにくいという特徴があります。綿は、肌触りが柔らかく、吸湿性と放湿性に優れているため、夏場でも快適に着ることができます。混紡素材は、ポリエステルと綿の両方の特徴を備えており、耐久性と快適性を兼ね備えた生地となっています。また、近年では、麻やシルクなど、天然素材を使ったポロシャツも人気を集めています。麻は、吸水性と速乾性に優れており、夏場でも涼しく着ることができます。シルクは、肌触りが滑らかで、光沢があり、高級感があります。
ポロシャツのデザイン
ポロシャツのデザインは、ポロ競技の発祥地であるヨーロッパで誕生しました。
襟付きで、ボタンがついているのが特徴で、プレー中に風が入ったり、日差しを防いだりするための機能性を備えています。
また、裾が長めで、スリットが入っているのも特徴で、伸縮性のある生地を使用していることが多いです。
ポロシャツのデザインは、ブランドによってさまざまですが、定番的なデザインは、襟付き、ボタン付き、裾が長くてスリットが入っているというものです。
また、胸や袖にブランドのロゴが入っていることが多いです。
ポロシャツは、カジュアルなアイテムで、スポーツシーンだけでなく、日常着としても多くの人に親しまれています。
着回しがきくので、1着持っていると非常に便利です。
ポロシャツの着こなし
-ポロシャツの着こなし-
ポロシャツは、カジュアルながらもスタイリッシュで万能なアイテムです。さまざまなシーンに対応でき、適切な着こなし方法により、印象を自在に調整できます。
ポロシャツを着こなす際に重要なのは、フィット感です。体にフィットしすぎず、緩すぎない、ややゆったりとしたサイズを選びましょう。長すぎるとだらしない印象を与え、短すぎると動きにくいので注意が必要です。
ボトムスとの組み合わせでは、カジュアルなチノパンやジーンズが好相性です。フォーマルな印象を与えるにはスラックスを合わせ、ビジネスシーンにも対応できます。足元はスニーカーやローファーで軽やかに仕上げるのがおすすめです。
レイヤードスタイルも有効です。ジャケットやカーディガンを羽織ることで保温性を高めたり、こなれた雰囲気を演出したりできます。寒い季節にはタートルネックをインに重ね着して防寒対策を。
アクセサリーを活用すれば、さらに洗練された着こなしが叶います。ネックレスやブレスレットをさりげなくプラスすることで、アクセントとなり、おしゃれ度がアップします。
ポロシャツのお手入れ
– ポロシャツのお手入れ
ポロシャツは主に綿やポリエステルなどの通気性の良い素材で作られており、洗濯機で洗うことができます。 ただし、色落ちを防ぐために、漂白剤や柔軟剤は使用しないようにしましょう。 また、乾燥機を使用すると縮む可能性があるため、自然乾燥を推奨します。 アイロンをかける場合は、低温で当て布をしてアイロンをかけましょう。
ポロシャツは、襟や袖口が汚れやすいので、洗濯前に汚れを落とすようにしましょう。 また、保管するときは、折りたたんでタンスにしまうのではなく、ハンガーにかけておくようにしましょう。きちんと畳んで保管するとシワになったり伸びたりすることがあるので気をつけましょう。
ポロシャツは、お手入れをすれば長く着ることができます。上述したお手入れ方法を実践して、お気に入りのポロシャツを長持ちさせましょう。